“lie”と”lay”の違いを一度で理解!意味や覚え方も学ぼう!

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“lie”と”lay”って何が違うの?

“laid”って”lie”の過去形?
それとも”lay”の過去形?

と疑問に思ったり、迷ったりした経験はありませんか? 

“lie”と”lay”は非常によく使われる動詞です。しかし、意味や活用形が似ているため、多くの人が混同してしまいます。

この記事では“lie”と”lay”の違いをわかりやすく解説し、誰でもかんたんに覚えられる方法も紹介します。

一度読めば、“lie”と”lay”で混乱することはなくなります。

それでは、一緒に学んでいきましょう!

もくじ

“lie”の意味は?

“lie”は、英語の自動詞(直後に名詞がいらない動詞)です。

主な意味は「横たわる」ですが、「嘘をつく」という意味もあります。

 “lie”の活用形

“lie”の活用形は、次の通りです。

現在形: lie
過去形: lay
過去分詞: lain
進行形: lying

 “lie”の例文

“lie”の活用形をふまえて、1つずつ例文を確認しましょう。

現在形: lie
I lie down.
私は寝る。

過去形: lay
I lay down yesterday.
昨日、私は寝た。

過去分詞: lain
I have lain down.
私は寝ていた。

進行形: lying
I am lying down.
私は寝ている。

“lie”の過去形”lay”と、動詞の”lay”はどう見分けるの?

スペルが同じなので迷ってしまいますよね。

見分けるためのポイントは”lie”が自動詞であることです。

つまり、“lie”は主語だけで完結するので、目的語(動詞の直後に来る名詞)が不要なのです。

“lay”の意味は?

“lay”は、英語の他動詞(直後に名詞が必要な動詞)です。

主な意味は「置く」または「横たえる」です。

 “lay”の活用形

“lay”の活用形は次の通りです。

現在形: lay
過去形: laid
過去分詞: laid
進行形: laying

過去形と過去分詞が同じ「laid」である点に注意しましょう。

“lay”の例文

“lay”の活用形にもとづいて、いくつかの簡単な例文を見てみましょう。

現在形: lay
Lay the pencil on the desk.
鉛筆を机に置いて。

過去形: laid
I laid the book on the shelf yesterday.
昨日、本を棚に置いた。

過去分詞: laid
The hen has laid an egg.
その鶏は卵を産んだ。

進行形: laying
She is laying the table for dinner.
彼女は夕食のためにテーブルを整えている。

「”lay”と”lie”は、どう使い分けるの?」という疑問がよく出ますが、“lay”のあとに目的語があるかどうかで判断できます。

たとえば、以下の例文をご覧ください。

I usually lay this book on the table.
私はいつも、この本をテーブルの上に置く。

動詞”Lay”のあとには、”this book”という「置くもの(目的語)」が続いています。

このように、動詞の後に目的語が置かれている場合は、他動詞の”lay”であるとわかるのです。

“lie”と”lay”の違いは?

ここまで、”lie”と”lay”の意味や活用形について学習してきました。

ここからは意味や活用形を踏まえて、”lie”と”lay”の違いについてわかりやすく解説します。

“lie”と”lay”の違い①:意味

“lie”は自動詞であり、主に「横たわる」「嘘をつく」という意味で使われます。

自動詞であるため、直後に目的語は必要ありません。

一方“lay”は他動詞であり、主に「置く」「横たえる」という意味で使われます。

他動詞であるため、動詞の後には目的語が必要です。

“lie”と”lay”の違い②:活用形

次に、”Lie”と”Lay”の活用形を確認しましょう。

“lie”の活用形“lay”の活用形
現在形: lie現在形: lay
過去形: lay過去形: laid
過去分詞: lain過去分詞: laid
進行形: lying進行形: laying

注意が必要なのは”lie”の過去形”lay”と、”lay”の現在形”lay”です。

見分け方は、直後に目的語(動詞の後ろに置く名詞)があるかないかです。

“lay”の直後に名詞がなければ”lie”、名詞があれば”lay”だとわかります。

言葉だけではわかりづらいと思いますので、例文を通して学んでいきましょう。

①I lay down. 私は寝た。
②I lay the book on the table. 私は本をテーブルに置く。

この場合、目的語があるのはどちらの例文でしょうか?

正解は②です。②の”lay”の後ろに”the book”という目的語があります。

そのため、②の”lay”は「置く」を意味する”lay”だと理解できるわけです。

“lie”と”lay”の覚え方は?

覚え方と聞いても、「なんだか難しそう」と思うかもしれません。

でも、安心してください。

たった1文を暗記するだけで、”lie”と”lay”の使い方を簡単に覚えられる方法を紹介します。

“lie”の覚え方:ライオンが寝る

「ライオンが寝る」

この1文を覚えておけば、”lie”は正しく使えます。

ライオンの「ライ」は、”lie”から来ています。

また、”lie”は自動詞で「寝る」という意味です。

1匹のライオンが横になって寝ているイメージです。

このイメージは”lie”「横たわる、寝る」にとても合いますよね。

さらに、ライオンは自分で横になるので、自動詞であることも覚えられるのです。

“Lay”の覚え方:レインコートをかける

次は、

「レインコートをかける」

この1文をしっかりと覚えましょう。

レインコートは、人が「かける」ものですよね。

つまり、この行動が他動詞である”lay”(置く、横たえる)を連想できます。

また、レインコートをかける行動は、何かを「置く」ことに通じるので、他動詞である”lay”の使い方を覚えやすくします。

“lie”と”lay”どっち?理解度テスト!

いきなりですが、テストをしましょう。

「テスト」と聞くと少し緊張するかもしれませんが、まったく心配ありません。

このテストは、あなたが”lie”と”lay”の違いを理解しているかを簡単に確かめるためのものです。

中学生レベルの英語を使用しているので、”lie”と”lay”の違いだけに焦点を当てて考えられます。

それでは、早速解いてみましょう!

問題: ___には、”lie”と”lay”のどちらが入るでしょうか?
※活用形に注意しましょう。

問題①: The cat ___ down on the sofa.

問題②: She ___ the book on the table.

問題③: The dog ___ in the sun yesterday.

回答と解説

問題①: The cat lies down on the sofa.

正解は、”lies”です。

この文は、猫が自分でソファーに横たわる様子を表しています。

そして、“lie”は自動詞で、自分で何かをする場合に使います。よって、”lie”が正しい動詞です。

また”The cat”は三人称なので、”lie”に三単現の”s”をつけた”lies”が正解になります。

問題②: She lays the book on the table.

正解は、”lays”です。

この文では、彼女がテーブルに本を置く様子が描かれています。

“lay”は他動詞で、何かを「置く」や「横たえる」といった行動に使います。

そのため、”lay”がふさわしいと判断できますね。

こちらも”she”は三人称ですから、三単現の”s”をつけましょう。つまり、正解は”lays”です。

問題③: The dog lay in the sun yesterday.

正解は、”lay”です。

ややこしい”lay”の問題でしたが、正答できたでしょうか?正答を考える方法は2つあります。

1つは、”lay”のあとに目的語があるかどうかで判断する方法です。

”lay”の直後を見てみると、”in the sun”となっていますね。

ここから、”lay”の目的語がないと判断できるため、”lie”がふさわしいと理解できます。

もう1つは、文章の意味から考える方法です。

この文は、「昨日、犬が太陽の下で寝ていた」という意味です。

ここで思い出して欲しいのが、「ライオンが寝る」です。

ライオンは1匹で寝ます。同じように犬も1匹で寝るので、”lie”が正しい動詞だとわかります。

あとは三単現や時制を合わせるだけです。

文中に”yesterday”とあるため、時制を過去に合わせましょう。

“lie”の過去形は “lay” なので、”lay”が正解だとわかります。

まとめ:”lie”は一人で寝る・”lay”は何かを置く

この記事を通じて、”lie”と”lay”の違いについて学びました。

“lie”自動詞「一人で寝る」「横たわる」
“lay”他動詞「何かを置く」「何かを横たえる」

また、”lie”と”lay”の違いを1文で覚える方法も紹介しました。

”lie”は「ライオンが寝る」、”lay”は「レインコートをかける」です。

ライオンは1匹で寝る(横たわる)ため、意味と一緒に自動詞であることを覚えられます。

また「レインコートをかける(置く)」という行動から、”lay”は「置く」という意味と他動詞であることを同時に暗記できます。

学んだことを定着させるには?

「でも、ちゃんと覚えられているか不安……」

と感じる方もいらっしゃると思います。あとはひたすら口や手を動かして覚えましょう。

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”Lie”と”Lay”の違い以外にも、使い方がよくわからない表現があったら、その表現を使って英文を書きましょう。正しく、自然な英語に添削してくれますよ。

以下の記事でも混乱しやすい表現を解説していますので、あわせてご覧ください。

関連記事:“Forget to do”と”Forget doing”の違いは?文法と使用法を理解しよう!

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この記事を書いた人

高校時代に英語を猛勉強し、校内偏差値が40→80にUP。大学では英語教育を専攻し、4年次にオーストラリアのパースへ留学。「話す」「聞く」にフォーカスを置いて、現地の人々や世界各国の留学生と交流を深めた。その結果、ケンブリッジ英検B2、TOEIC400→835を取得。現在は、海外へ行きたいけど英語に不安がある人たちのサポートや後押しをしている。

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